こんにちは!カスター麻理です。
アメリカでECビジネスを始めようと考えている皆さん、配送トラブルについて考えたことはありますか?特に荷物の盗難問題は、想像以上に深刻で、EC運営者にとって大きな課題となっています。
私自身、アメリカで自宅兼オフィスを構えていた時、1000ドル以上の荷物を盗まれた経験があります。道路に面した場所だったにもかかわらず、あっという間に荷物が消えてしまったのです。
今日は、そんな経験から学んだアメリカでの配送トラブル、特に盗難対策について詳しくお話しします。これからECビジネスを始める方にとって、知っておくべき重要な情報ですので、ぜひ参考にしてください。
アメリカには「ポーチパイレーツ」という言葉があります。これは、玄関先に配達された荷物を盗む人たちを指す言葉です。特にホリデーシーズンは配達される荷物の数も増えるため、盗難リスクが高まります。
盗難が発生しやすい場所としては、都市部のアパートや、道路に面した戸建て住宅が挙げられます。人通りが多い場所でも盗難は起こるため、油断は禁物です。
さらに厄介なのは、UPS、フェデックス、USPSといった配送会社が、基本的に配達後の盗難については保証してくれないケースが多いという点です。そのため、送り手と受け手の双方が対策を講じることが重要になります。
ECビジネスを運営するなら、お客様に次のような対策を案内することも大切です。
ECビジネスを運営する側としてできる対策は主に次の4つです:
Shopifyを利用したECサイトを運営している場合、以下の設定を検討してみましょう:
アメリカでECビジネスを展開する際、荷物の盗難対策は避けて通れない課題です。しかし、今回ご紹介したような対策を事前に講じておくことで、顧客満足度を高めつつ、リスクを大幅に減らすことができます。
受け取る側には防犯カメラ、注意喚起ステッカー、配達ボックス、安全な受け取り場所の利用を。送る側にはShopifyアプリの活用、署名必須オプション、保証プラン、リアルタイム通知の実施を。そして、Shopifyユーザーであれば、専用アプリで保証を付けることを特におすすめします。
配送トラブルは完全に避けることは難しいですが、こうした対策を組み合わせることで、ECビジネスを安定して運営していくことができるでしょう。皆さんのECビジネスの成功を心より応援しています!
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