こんにちは!カスター麻理です。
今回は「アメリカから日本への発送」についてお話しします。
ECビジネスを始めようと思っている方、アメリカから日本へ荷物を送りたいと考えている方にとって、送料の仕組みや配送業者の選び方、関税の問題などは気になるポイントですよね。
特に「送料が思ったより高かった!」「どの配送業者がいいのかわからない…」「関税ってどうなっているの?」と疑問に思ったことがある方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、アメリカから日本へ荷物を送る際に役立つ情報を詳しく解説していきます!
まず、送料がどのように決まるのかを知っておきましょう。実は国際配送の送料は 「重量」 と 「容積重量」のどちらか大きい方が適用されます。
例えば、小さいけれどズッシリ重い 鉄アレイ のようなものは、実際の重さ(実重量)で計算されます。一方で、軽いけれどサイズが大きい ぬいぐるみ のようなものは、箱のサイズ(容積重量)によって送料が決まります。
この仕組みを知らずに「思ったより送料が高かった!」と驚く人も多いので、事前に確認しておくことが大切です。
アメリカから日本へ荷物を送る場合、利用できる配送業者はいくつかあります。それぞれの特徴を理解し、送る荷物の種類や予算に応じて選ぶのがポイントです。
日本の郵便局にあたるUSPSは、軽い荷物を比較的安く送ることができるのがメリット。ただし、配送には時間がかかるため、急ぎの荷物には向いていません。
配送日数の目安
コストを抑えつつ、小さな荷物を送りたいときにおすすめです。
UPSは、配送スピードが速く、追跡機能も充実していることで知られています。重要な荷物や、大切なものを確実に届けたい場合に最適です。
配送日数の目安
こんにちは!カスター麻理です。
今日は、EC運営歴20年以上の経験から、今日は特に配送について、これから物販ビジネスを始めようと考えている方に向けて、重要なポイントをお伝えしていきます。配送方法一つで収益が大きく変わるがあります。ぜひ最後までお付き合いください。
配送料金を左右する要素は主に3つあります。「サイズ」「重量」「配送距離」です。例えば、ヤマト運輸の場合、梱包後の縦・横・高さの合計が大きくなるほど料金が上がります。また、配送距離に関しては、当然ながら遠方への配送ほど料金が高くなります。
ここで重要なのは、重量制限です。一般的な荷物であれば30kg以内なら追加料金なしで発送できる業者が多いのですが、日本郵便のゆうパックは25kgが上限となっています。商品の重量によって使える配送業者が変わってくるので、事前に確認が必要です。
最大重量30kgまで対応可能で、全国配送のスピードには定評があります。特にクール便対応が充実しているので、温度管理が必要な商品を扱う場合におすすめです。
ゆうパックは最大25kgまでですが、レターパックなら4kg以内であれば全国一律料金で発送できます。小型・軽量商品を扱う副業ECの方に特におすすめです。
30kg以上の発送には不向きですが、大型商品や法人向けサービスに強みがあります。ただし、配送距離による料金変動が大きいので要注意です。
個人向けサービスとして人気で、全国一律料金が魅力です。小型商品の発送に適していますが、ビジネス利用の場合は制限がある場合もあります。
思わぬコスト増を防ぐため、以下のような場合には特に注意が必要です:
梱包材も重量に含まれるため、軽量かつ丈夫な材料を選びましょう。無駄なサイズアップは避け、コンパクトな梱包を心がけることで...
こんにちは!カスター麻理です。
EC歴24年の経験から、よく相談されるのが「ECビジネスを始めたいけれど、何を売ればいいのかわからない」というお悩みです。実はこれ、ECビジネスを始める際の最も一般的な課題なんです。
今回は、そんなお悩みを解決する具体的な方法をお伝えします。特に注目したいのが、誰でも簡単に使えるメルカリを活用した商品リサーチ方法です。
メルカリを使う最大のメリットは3つあります。
1つ目は「リアルな需要が見える」という点です。日本最大級のフリマアプリであるメルカリでは、実際の購買動向をリアルタイムで確認できます。
2つ目は「初心者でもデータが集めやすい」こと。特別なツールを使わなくても、売れている商品を簡単にチェックできます。
3つ目は「市場のトレンドを早くつかめる」という点。売り切れた商品や「いいね」が多い商品から、今後の流行を予測することができます。
まずは、メルカリの20以上ある大カテゴリーの中から、自分が興味を持てる分野を選びましょう。例えば、ファッションカテゴリーならバッグや小物、アクセサリーなど、家電カテゴリーなら生活家電や電子機器などがあります。
ここで重要なのは、あなたが興味を持てるジャンルを選ぶことです。なぜなら、興味がない分野は継続的なリサーチが難しく、商品の魅力を顧客に伝えることも困難になるからです。
以下のポイントを参考に選んでみてください:
カテゴリーが決まったら、具体的な商品リサーチに入ります。以下の方法を組み合わせることで、より正確な市場ニーズが把握できます。
検索窓に関心のあるキーワードを入力し、検索結果を「いいね順」に並び替えます。これにより、人気の高い商品が一目でわかります。
大カテゴリーから徐々に絞り込んでいくことで、より具体的な売れ筋商品を見つけることができます。
想定している価格帯で絞り込むことで、その価格帯での...
こんにちは!カスター麻理です。
今回は、「売りたいジャンルが決まっているなら、まず始めてみよう!」というテーマで、ECビジネス初心者向けにお話しします。これからネットショップを始めようとしているあなたにとって、この記事が最初の一歩になるはずです。
多くの人は、何を売るか決める前にリサーチに時間をかけすぎてしまいがちです。でも、もしあなたがすでに「これを売りたい!」と決めているなら、それは大きなアドバンテージです。なぜなら、決断力は行動力につながるからです。
私自身も、長年の経験からダンス用品の販売を始めました。知識や経験を活かせるジャンルを選ぶことは、スタートダッシュを切るうえでとても重要です。
リサーチは確かに大切ですが、実際に売ってみることの方がもっと重要です。どれだけ市場調査をしても、実際にお客様が買ってくれるかどうかはやってみないとわかりません。
例えば、GoogleトレンドやSNSでの人気が高い商品でも、実際に販売してみると全く売れないことがあります。アクセス数が多くても、単に興味本位で見ているだけという場合も多いのです。
逆に、ニッチな市場を狙うと、アクセス数は少なくても本当に欲しい人に届く可能性があります。特に他のショップがあまり扱っていない商品は、競争が少ない分、成功しやすくなるでしょう。
売れるかどうかを左右するのは、商品の「見せ方」です。具体的には、次の3つがポイントになります。
商品写真は、買うかどうかを決める重要な要素。明るい場所で撮影し、複数の角度から見せましょう。
商品の特徴をシンプルに説明するだけでなく、ストーリー性を持たせると効果的です。たとえば、「このダンスシューズは、長時間の練習でも疲れにくい設計です。」といった具合に。
最初は難しいかもしれませんが、レビューや感想を積極的に集めて掲載しましょう。
最初から大量に...
こんにちは!カスター麻理です。
今日は、これからECビジネスを始めようと考えている方に、私の20年以上の経験から得た重要な気づきをお伝えしたいと思います。特に、多くの方が悩む「初期投資」について、意外な真実をお話しします。
「開業資金が足りない」という声をよく聞きます。でも、実は私自身、たった100ドル未満の投資からECビジネスをスタートさせました。きっかけは、母の病気の再発でした。日本とアメリカを行き来する必要に迫られ、急遽、副収入が必要になったのです。
最初は数枚のレオタードを仕入れ、テスト販売からスタート。この「小さく始める」というアプローチが、後々、大きな成功につながる重要な一歩となりました。
ECビジネスの最初のステップで重要なのは、市場の反応を見ることです。大量の在庫を抱えることは、初心者にとって最大のリスクとなります。現代では、メルカリ、ヤフオク、eBay、Facebookマーケットプレイスなど、様々なプラットフォームでテスト販売が可能です。
これらのプラットフォームを活用することで、以下のことが分かります:
ECビジネスで陥りやすい罠の一つが、「あれもこれも」と手を広げすぎることです。これは単なる「転売屋」として終わってしまう近道です。代わりに、以下のアプローチをお勧めします:
ジャンルを絞ることには、もう一つ重要な意味があります。それは、将来的な自社サイト展開を見据えたブランディングです。特定のジャンルに特化することで、「この分野の専門店」として認知され、次第にリピーターが増えていきます。
これは、単なる商品販売から、価値提供ビジネスへの転換点となります。例えば、私の場合、最初のレオタードの販売から、徐々にダンス用品全般を扱う専門店として成長することができました。
こんにちは!カスター麻理です。
20年以上のEC運営経験を持つ私が、今日は特別に楽天市場での経験を包み隠さずお話しします。約1年という短い期間での撤退を決めた理由、そしてそこから得た貴重な学びを、これからECビジネスを始めようと考えている皆さんにお伝えしたいと思います。
私の楽天市場への出店は、楽天の海外担当営業からの声掛けがきっかけでした。当時、YouTube集客に力を入れていた私の目には、検索結果の上位に常に楽天ショップが表示される状況が印象的でした。その圧倒的な集客力に魅力を感じ、また、すでに使用していた在庫管理システム「食器ファイト」との連携可能性に期待を抱いて、出店を決意しました。
しかし、実際の出店準備は想像以上に時間とコストがかかりました。審査のクリアだけで3ヶ月を要し、楽天独自のページデザインの作成には外部デザイナーへの依頼が必要でした。さらに、海外法人ならではの6ヶ月分の出店料前払いなど、予想外の支出も重なりました。
期待を胸に始めた運営でしたが、すぐに現実の壁に直面します。まず驚いたのが管理画面の使いづらさです。他のECプラットフォームに慣れていた私には、そのインターフェースの古さと操作の煩雑さが大きな障壁となりました。
当初期待していた在庫管理の一元化も理想通りには進まず、楽天のシステムに直接アクセスして操作する必要があり、予想以上の時間と労力を要しました。
ただし、全てが課題だったわけではありません。特筆すべきは、ECコンサルタントによるサポート体制です。定期的なアドバイスや販促戦略の提案、キャンペーン活用法など、実践的なノウハウを学ぶことができました。この経験は、私のEC運営スキル全般の向上に大きく貢献しました。
最終的な撤退の決め手となったのは、収支バランスでした。各種手数料やシステム利用料を差し引くと、利益がほぼゼロという状況に。さらに、私の効率重視の運営スタイルと楽天のシステムとの相性の悪さも、大きな要因となりました。
この経験を通じて強く感じたのは、...
こんにちは!カスター麻理です。
シアトルを拠点に20年以上ECビジネスを運営してきた経験から、今日は特に「メルマガスタンド」について詳しくお話ししたいと思います。最近、「今更メルマガ?」という声をよく耳にしますが、実は今こそメルマガが重要な理由があるんです。
「今はLINEの時代でしょ?」という声をよく聞きます。確かにLINEは強力なツールですが、メルマガには他のツールにはない大きな強みがあります。
最大の特徴は、サイトを訪れたことのある人に直接アプローチできること。新規顧客の獲得には多額の広告費が必要ですが、メルマガを使えば既存顧客とのコミュニケーションをほぼ無料で続けることができるんです。
一般的なメルマガツールとEC特化型の違いは、主に以下の機能にあります:
これらの機能を使いこなすことで、売上を大きく伸ばすことが可能です。
数々のメルマガスタンドを使ってきた経験から、現在私が最もおすすめするのが「Omnisend」です。以下の点で特に優れています:
以前使用していた競合サービスでは、1万件のメールリストで月額500ドルほどかかっていましたが、Omnisendでは200ドル以下で運用できています。
私の場合、週に5通程度のメールを配信していますが、意外にも「うざい」というクレームはほとんどありません。その理由は、メールならではの特徴にあります。
LINEと違い、メールの場合は件名を見て開封するかどうかを選べるため、頻繁な配信でもブロックされるリスクが低いんです。これがメルマガの大きな強みですね。
メルマガスタンドを始める際は、以下の順序でステップアップすることをおすすめします:
こんにちは!カスター麻理です。
20年以上にわたってECビジネスに携わってきた経験から、今日は特に大切な「売れる商品の見つけ方」についてお話しさせていただきます。
私が実際の販売経験から学んだことは、季節によって売れ筋商品が大きく変化するということです。例えば、冬季はクリスマス関連商品が人気を集め、1月に入るとエクササイズ用品の需要が高まります。夏場はアウトドア用品、特にカヌーや浮き輪などのレジャー用品が好調です。
また、バレンタインデーや母の日といったイベント前には、関連商品の需要が確実に伸びます。このような季節性を理解し、先回りして商品を用意することが重要です。
興味深いのは、天候と売上の相関関係です。私自身、雪が降る予報を見て、ガレージにあった子供用ソリや防寒ブーツを出品したところ、すぐに売れた経験があります。雨の季節にはレインコートや防水グッズの需要が高まるなど、天候によって売れる商品は確実に変化します。
季節や天候に左右されない、安定した需要のある商品もあります。生活必需品や消耗品がその代表例です。実際にAmazonの売れ筋ランキングを見ても、フェイスタオルや掃除用品、美容関連商品などが上位にランクインしています。
特に注目すべきは、販売地域によって人気商品が異なるという点です。例えば、日本とアメリカでは売れ筋商品が大きく異なり、さらにアメリカ国内でも州によって人気のスタイルが変わってきます。
では、具体的にどうやって売れ筋商品を見つければよいのでしょうか?
ECビジネスの成功は、適切な商品選びから始まります。季節性、天候の影響、地域特性など、様々な要因を考慮しながら、自分なりの「勝ち筋」を見つけていくことが重要です。
私自身、ダンス用品専門店を運営していますが、こ...
今回は、ECビジネスに興味のある方に向けて、「無在庫販売」についてお話しします。無在庫販売は、初期投資を抑えながらリスクを最小限にし、効率的にビジネスを展開できる方法として注目されています。私自身、20年以上ECを運営していて、そのほとんどを無在庫で運用してきました。その経験をもとに、無在庫販売の魅力や実践方法を詳しくご紹介します。
従来の小売業では、商品を仕入れて販売するのが一般的です。しかし、この方法には「売れ残るリスク」がつきもの。売れなければ在庫として抱え、最悪の場合は廃棄することにもなりかねません。
一方、無在庫販売とは「在庫を持たずに販売する」手法です。事前に注文を受け付け、その後、必要な分だけ仕入れるため、在庫リスクを最小限に抑えることができます。
無在庫販売を始めたきっかけはシンプルでした。ズバリ、資金がなかったからです。ビジネスを始めたいけれど、大量の在庫を抱える余裕はない。そんな状況の中でたどり着いたのが、予約販売という方法でした。
予約販売とは、一定の期間内に注文を受け付け、その注文をもとにまとめて発注するスタイルです。最近ではクラウドファンディングのような仕組みに近いものも増えてきました。
この方法には次のようなメリットがあります。
では、具体的にどのように予約販売を実践すればよいのでしょうか?私が行っている手順をご紹介します。
販売する商品を選定する
予約販売期間を設定する
予約注文を受け付ける
こんにちは!カスター麻理です。
今日は、私の24年に及ぶEC運営の経験をお話ししたいと思います。これからECビジネスを始めようと考えている方に、私の経験が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
私のECビジネスは、2001年にフロリダで始まりました。きっかけは、長女が生まれた直後に母の胃がんが再発したことでした。日本とアメリカを行き来しなければならない状況の中で、場所に縛られない仕事を探していました。
それまでダンサーとして活動していた私は、まずダンスウェアの販売からスタートすることを決意。アウトレットモールで商品を仕入れ、当時まだ走り出しだったヤフオクに出品することから始めました。
最初は本当に数点の商品からのスタートでした。月に1、2回ほどアウトレットモールに足を運び、少しずつ商品数を増やしていきました。その後、シンプルなランディングページを作成し、メールでのやり取りを中心とした販売方式に移行。
さらに、オープンソースのosCommerceを使って独自のショッピングサイトを構築。このサイトは10年以上使用することになります。2015年には日本のネットショップ構築プラットフォームに移行し、さらなる進化を遂げました。
2015年、日本のECプラットフォームへの移行を決意しました。しかし、契約プランでは商品数が3,000点までという制限があり、それを超えると追加料金が発生する仕組みに悩まされていました。
そんな中、2020年に転機が訪れます。取引先の海外ベンダーが次々とショッピファイへ移行している様子を目にし、「なぜ?」という疑問から調査を始めました。
調べれば調べるほど、ショッピファイの魅力が見えてきました。商品数の上限がないこと、サイトデザインの自由度が高いこと、そして世界中の開発者が作成したアプリを活用できることです。特に、私のビジネスプランに合わせて必要な機能を柔軟に追加できる点に強く惹かれました。
現在は、ショッピファイを活用した99%無在庫での運営を実現しています。確かに楽天やAmazonへの出店経験もありましたが、様々な規制や制約があることを実感し、より自由度の高い現在の形に落ち着きました。...
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