こんにちは!カスター麻理です。
今日は、EC運営を学ぶ過程で多くの人が経験する「わからない」という状態について、お話ししたいと思います。特に、これからECを始めようと思っている方や、すでに始めたけれどなかなか成果が出ずに悩んでいる方に向けて、私の20年以上にわたるEC運営の経験から得た気づきをシェアします。
ECビジネスを始めたばかりの頃、様々な情報やアドバイスに触れても「正直よくわからない」と感じることは、実はとても自然なことです。
私たちは何かを学ぶとき、最初から全てを理解できるわけではありません。例えば、私は長年踊りを習っていましたが、あるとき、先生の説明がどうしても理解できないことがありました。しかし、別の先生が違う言葉で同じことを説明してくれたとき、突然「そういうことか!」と腑に落ちたのです。そして振り返ってみると、最初の先生が伝えようとしていたことも同じだったと気づきました。
この経験は、EC運営でも同様に起こります。
「集客が大事」「リピーターを増やすべき」「商品ページをわかりやすく」といったアドバイスを聞いても、最初は「そうなんだ」程度の理解にとどまるかもしれません。しかし、実際に運営を続けるうちに、「アクセスはあるのに売れない」「リピートがない」といった具体的な問題に直面したとき、以前聞いたアドバイスの意味が突然明確になるのです。
重要なのは、「わからない」ということは「無意味」ということではないということです。
最初は理解できなくても、聞いていることには必ず意味があります。例えば、「SEO対策が大事」「顧客動線を考えろ」と言われても、初めは具体的にイメージできないかもしれません。しかし後になって、「なぜ自分の商品が検索に出てこないのだろう」と悩んだときに、「そういえば、SEOという話があったな」と思い出すことができます。
つまり、今すぐ理解できなくても、その知識は頭のどこかに蓄積されていくのです。だからこそ、「わからないからいいや」と学ぶのをやめてしまうのはもったいないことです。わからなくても、とりあえず聞いておく、試しておくという姿勢が大切なのです。
EC運営において特に大...
こんにちは!カスター麻理です。
EC業界で20年以上の経験を持つ私が、今日は「なぜ今、日本からeBayで販売すべきなのか」についてお話しします。ヤフオクやメルカリでの販売経験はあるけれど、海外マーケットはちょっと...と躊躇している方も多いのではないでしょうか?
実は今、円安の影響もあり、同じ商品でも海外の方が高く売れるケースが増えています。そして、eBayは思ったよりも簡単に始められるんです!
eBayは1995年に設立された歴史ある企業で、世界190カ国以上のバイヤーが利用する巨大マーケットプレイスです。日本に住みながら、海外販売を始める入口として最適な理由を4つご紹介します。
eBayの最大の魅力は、その市場規模です。日本国内だけではなく、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなど世界中の買い手にアクセスできます。つまり、あなたの商品の潜在的な顧客層が一気に拡大するのです。
日本のカメラ、フィギュア、着物、ヴィンテージアイテムなどは海外で非常に人気があります。しかし、これらの分野でeBayに出品している日本人セラーはまだ少ないのが現状。つまり、適切な商品を見つければ、競争が少ない中で高値販売できるチャンスがあるのです。
自社ECサイトを立ち上げるには、集客やマーケティングのノウハウが必要です。しかしeBayなら既存の巨大な顧客基盤があるため、「この商品は海外で売れるのか?」という簡単なテストが低コストで実施できます。
最初は自宅にある不用品を出品して様子を見るだけでも、貴重な市場調査になりますよ。リスクゼロで始められるのが大きな魅力です。
越境ECには国際発送や関税の知識が欠かせません。eBayでの販売を通じて、実際に取引しながら国際物流の流れを学ぶことができます。将来的に本格的な越境ECビジネスを展開したい方にとって、この経験は非常に価値があります。
私自身、最近新たにeBayアカウントを作成してみましたが、驚...
こんにちは!カスター麻理です。
EC歴20年以上の経験を持つ私が、ECビジネスについて役立つ情報をお届けしています。今回は「自社サイトを始める前に、なぜCtoC販売からスタートすべきなのか」というテーマでお話しします。
最近よく耳にするのが、「ECサイトを作ってみたけど全然売れない」という声です。
実はこれ、とても自然なことなんです。いきなり自社サイトを運営するというのは、砂漠の真ん中にお店を開くようなもの。集客の仕組みもなく、ブランド認知もない状態からのスタートは、とてもハードルが高いのです。
私がいつもECビジネス初心者の方におすすめしているのが、まずはCtoC(Consumer to Consumer:消費者間取引)プラットフォームで販売経験を積むことです。メルカリやeBayなどのプラットフォームで経験を積んでから、自社サイトに移行する方が成功確率が高まります。
その理由は主に3つあります。
自社サイトを構築するためには、ドメイン取得、サーバー契約、サイトデザインなど、初期投資が必要です。一方、メルカリやeBayでは、アカウント登録だけですぐに出品できます。
これにより、商品がどのように売れていくのか、その感覚を費用をかけずに体験できるのです。販売の基本的な流れや顧客とのやり取りなど、ECビジネスの根幹となる経験を積むことができます。
どんな商品が売れるのか、どの価格帯なら購入されるのか、どんな説明文が効果的かなど、市場の反応を直接確認できます。この「市場検証」は、自社サイト構築前に必ず行っておくべきステップです。
実際の販売データに基づいて商品ラインナップや価格設定を決められるので、自社サイトオープン後の成功確率が格段に上がります。
自社サイトの最大の課題は集客です。サイトを作っただけでは誰も訪れません。SNS運用や広告出稿など、継続的な集客活動が必須となります。
しかしCtoCプラットフォームなら、すでにそのプラットフォーム内にたくさんの潜在顧客がいるため、独自の集客努力をせずとも商品が見つけてもらえるチャンスが...
こんにちは!カスター麻理です。
ECビジネスを始めたいと思っている方、今まで失敗を重ねてきた私からのアドバイスをお届けします。私の20年以上のEC運営経験から、最初のプラットフォーム選びがいかに重要かをお話しします。
ECサイトを立ち上げる際、多くの初心者は「とりあえず安いところで始めよう」と考えがちです。しかし、その選択が後々大きな痛手となることがあるのです。
ECサイトの引っ越しは、想像以上に複雑で手間のかかるプロセスです。商品情報、顧客データ、注文履歴、SEO対策など、移行時に発生する作業は膨大です。これらを一から手作業で対応するとなると、通常のビジネス運営に支障をきたす可能性が高いのです。
結論:世界が、あなたのお店の舞台になります。
結論:夢のビジネス、思い描くままに育てられます。
結論:最新のマーケティング武器を常に手に入れられます。
こんにちは!カスター麻理です。
EC運営20年以上の経験から、これからネットショップを始めたい方に役立つ情報をお届けしています。今回は特に「アメリカ国内向けのECを始めたい」という方必見の内容です。
まず知っておきたいのが、日本とアメリカの配送の考え方の違いです。日本では箱のサイズが重要視されますが、アメリカでは基本的に「重さ」と「距離」が送料の決め手になります。
特に重さは重要な要素です。同じ大きさの箱でも、中身が本なのかぬいぐるみなのかで送料が変わってきます。重い本の方が送料は高くなるのです。
アメリカは日本に比べて国土が広大です。そのため、送る距離によって「ゾーン」という区分けがされています。簡単に言うと、近い場所はゾーン1~2、遠い場所はゾーン7~8というように分けられており、遠いゾーンほど送料は高くなります。
例えば、ニューヨークからニュージャージーに送るのと、ニューヨークからカリフォルニアに送るのでは、同じ重さの荷物でも料金が大きく異なります。
面白いのが、かさばるけど軽い商品の扱いです。大きなクッションや軽い装飾品などがこれに当たります。配送業者はトラックのスペースも考慮するため、「容積重量」という考え方が登場します。
これは長さ、幅、高さを掛け合わせて計算し、実際の重さよりもこの計算値が大きければ、そちらの基準で料金が決まります。ですから、無駄にかさばる梱包は避けた方が賢明です。
アメリカには主に三つの大手配送会社があります:
初心者の方におすすめなのが、USPSが提供している「フラットレート」という定額料金のサービスで...
こんにちは!カスター麻理です。
今回は「アメリカから日本への発送」についてお話しします。
ECビジネスを始めようと思っている方、アメリカから日本へ荷物を送りたいと考えている方にとって、送料の仕組みや配送業者の選び方、関税の問題などは気になるポイントですよね。
特に「送料が思ったより高かった!」「どの配送業者がいいのかわからない…」「関税ってどうなっているの?」と疑問に思ったことがある方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、アメリカから日本へ荷物を送る際に役立つ情報を詳しく解説していきます!
まず、送料がどのように決まるのかを知っておきましょう。実は国際配送の送料は 「重量」 と 「容積重量」のどちらか大きい方が適用されます。
例えば、小さいけれどズッシリ重い 鉄アレイ のようなものは、実際の重さ(実重量)で計算されます。一方で、軽いけれどサイズが大きい ぬいぐるみ のようなものは、箱のサイズ(容積重量)によって送料が決まります。
この仕組みを知らずに「思ったより送料が高かった!」と驚く人も多いので、事前に確認しておくことが大切です。
アメリカから日本へ荷物を送る場合、利用できる配送業者はいくつかあります。それぞれの特徴を理解し、送る荷物の種類や予算に応じて選ぶのがポイントです。
日本の郵便局にあたるUSPSは、軽い荷物を比較的安く送ることができるのがメリット。ただし、配送には時間がかかるため、急ぎの荷物には向いていません。
配送日数の目安
コストを抑えつつ、小さな荷物を送りたいときにおすすめです。
UPSは、配送スピードが速く、追跡機能も充実していることで知られています。重要な荷物や、大切なものを確実に届けたい場合に最適です。
配送日数の目安
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