こんにちは!カスター麻理です。
ECビジネスを始める際、多くの人が「売れる商品を選ぶこと」に注目しがちですが、それだけでは成功しません。実は、配送の負担を減らせる商材選びが、長く安定してECを運営するための鍵になるんです。
今回は、配送の手間やコストを最小限に抑えつつ、利益を確保しやすい商材の選び方について詳しく解説します。
ECでは「とにかく売れる商品」を選びたくなりますが、配送の負担が大きいと、せっかく売れても利益が圧迫され、運営のストレスが増えてしまいます。
例えば、以下のような商品は配送の負担が大きくなりがちです。
こうした商材は、売り上げが伸びても利益が残りにくく、場合によっては赤字になってしまうことも。だからこそ、最初から「配送しやすい商材」を選ぶことが大切なのです。
では、どんな商材を選べばいいのでしょうか?配送の負担を減らせる商材には、次の4つの特徴があります。
サイズが小さく、重量が軽い商品は、配送コストが安くなります。例えば、以下のような商品がおすすめです。
これらは「クリックポスト」や「ネコポス」などの安価な配送方法を利用でき、送料負担を抑えられます。
配送中に壊れやすい商品は、返品や交換が増え、利益を圧迫します。壊れにくい以下のような商品が適しています。
特に海外販売を考えている場合、輸入規制の少ない商品を選ぶとスムーズに取引できます。
食品や...
こんにちは!カスター麻理です。
EC運営20年以上の経験から、これからネットショップを始めたい方に役立つ情報をお届けしています。今回は特に「アメリカ国内向けのECを始めたい」という方必見の内容です。
まず知っておきたいのが、日本とアメリカの配送の考え方の違いです。日本では箱のサイズが重要視されますが、アメリカでは基本的に「重さ」と「距離」が送料の決め手になります。
特に重さは重要な要素です。同じ大きさの箱でも、中身が本なのかぬいぐるみなのかで送料が変わってきます。重い本の方が送料は高くなるのです。
アメリカは日本に比べて国土が広大です。そのため、送る距離によって「ゾーン」という区分けがされています。簡単に言うと、近い場所はゾーン1~2、遠い場所はゾーン7~8というように分けられており、遠いゾーンほど送料は高くなります。
例えば、ニューヨークからニュージャージーに送るのと、ニューヨークからカリフォルニアに送るのでは、同じ重さの荷物でも料金が大きく異なります。
面白いのが、かさばるけど軽い商品の扱いです。大きなクッションや軽い装飾品などがこれに当たります。配送業者はトラックのスペースも考慮するため、「容積重量」という考え方が登場します。
これは長さ、幅、高さを掛け合わせて計算し、実際の重さよりもこの計算値が大きければ、そちらの基準で料金が決まります。ですから、無駄にかさばる梱包は避けた方が賢明です。
アメリカには主に三つの大手配送会社があります:
初心者の方におすすめなのが、USPSが提供している「フラットレート」という定額料金のサービスで...
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