こんにちは!カスター麻理です。
EC歴20年を超える私が、今日はeBayの無料ツール「Product Research」を使った売れる商品の見つけ方について、詳しくお話しします。
「何を売ればいいかわからない」「ライバルが多すぎて埋もれてしまう」「仕入れる前に売れるかどうか確かめたい」――こんな悩みを抱えていませんか?
ECビジネスの基本は「売れるものを売る」こと。でも、その「売れるもの」をどうやって見つければいいのか、具体的な方法を知らないと、なかなか始められませんよね。
ebayには「Product Research」という無料ツールがあります。このツールを使えば、どんな商品がいくらで、どのくらいの頻度で売れているかを詳しく調べることができます。
例えば、ナイキのスニーカーを売りたいと思った場合、いきなり仕入れるのはリスクが高いですよね。そこでProduct Researchを使って「Nike sneakers」と検索すると、過去90日間の販売履歴が表示されます。
「このモデルは何ドルで何個売れている」「このサイズは人気がない」といったリアルなデータを見ることができるのです。つまり、勘で商品を選ぶのではなく、データに基づいて確実に売れるものを選ぶことができます。
使い方はとても簡単です。例えば「wireless earphones」と検索すると、販売価格の相場、売れた数、過去の取引履歴が表示されます。
ここでチェックすべきポイントは3つあります:
たくさん売れているということは、それだけ需要があるということです。
例えば、20ドルで売れるなら仕入れ価格と比較して利益が出るか計算できます。
競争が激しすぎると価格競争に巻き込まれ、利益が取れなくなる可能性があります。
例えば、ワイヤレスイヤホンを調べた場合、Aというモデルはよく売れているのに、Bというモデルはまったく売れていないということがわかるかもしれません。このようなデータを事前に確認しておくことで、売れない商品を仕入れるというミスを防ぐことができます。
例えば、冬に向けて何か売りたいと思ったら、「winter gloves」と検索してみましょう。すると11月から2月にかけてよく売れていることがわかります。さらに、レディース用の裏起毛タイプが特に人気があるとわかれば、そこに絞って販売するのも良いでしょう。
売れている商品でもセラーが非常に多い場合は、価格競争になりがちです。そんなときは視点をずらしてみましょう。例えば、普通のマフラーはライバルが多すぎるけれど、カシミヤ100%の高級マフラーならそこまで競争が激しくないかもしれません。
ある方は、スマホ用のミニ三脚をリサーチして動画撮影が流行っていることを発見。そこからTikTok用のスマホスタンドを販売したところ、見事にヒット商品となりました。
別の方は、バイク用のレザーグローブに注目。普通の防寒手袋よりもライバルが少なく、価格競争にも巻き込まれずに安定した利益を出すことができました。
このように、何となく売るのではなく、データを見て戦略的に商品を選ぶことが成功の鍵となります。
リサーチをしっかり行うことで無駄な仕入れを減らし、効率よく利益を出すことができます。また、このノウハウは自社ECサイトを運営する際にも大いに役立ちます。
ぜひ、「売れるものを売る」ためにProduct Researchを活用してみてください。失敗リスクを減らし、効率的にECビジネスを展開する第一歩になるはずです。
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