スマホ断ちで手に入れた最強の朝時間

スマホ 朝活 睡眠

 

 こんにちは!カスター麻理です。

 

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年齢と共に変わった睡眠の悩み

 

皆さんは最近よく眠れていますか?私は医師として20年以上働いてきましたが、最近は自分自身の睡眠について深く考えるようになりました。今日は少しカジュアルなテーマで、睡眠と生活リズムについてお話ししたいと思います。

若い頃の私は、本当に羨ましいほど寝つきが良い人間でした。お布団に入った瞬間にバタンと眠りに落ちる、いわゆる「秒で寝るタイプ」だったんです。ですが年齢を重ねるにつれて、特に更年期を過ぎた頃から状況が一変しました。

夜中に何度も目が覚める、なかなか寝付けない、朝までぐっすり眠れた感じがしない。こんな悩みを抱えるようになったのです。同世代の友人たちと話していても、似たような経験をしている人が本当に多くて、「これも年齢的なものなのかな」と半ば諦めていました。

 

睡眠時間への強迫観念が生んだ悪循環

 

世間では「睡眠は7時間から8時間取らなければいけない」とよく言われますよね。私もその情報に縛られて、「足りていないとダメなんだ」と思い込んでいました。そのため夜中に目が覚めても「もう一度寝なきゃ」と頑張って寝ようとして、結局眠れずにいると、気がついたら朝の8時頃になっているという生活を送っていたことがあります。

でも実は、これが逆効果だったということが後になってわかりました。「寝なきゃ、寝なきゃ」と思えば思うほど、逆に寝られなくなってしまう。まさに悪循環だったのです。

そこから私は生活を変えていくことにしました。試行錯誤の末、驚くほど効果的な方法を見つけることができたのです。

 

スマホを寝室から追い出すという決断

 

その方法とは、皆さんもよく聞いたことがあると思いますが「スマホをベッドに持ち込まない」ということでした。よく聞く話ではありますが、実際に実践している人はどのくらいいるのでしょうか。

私がこの方法を試すきっかけとなったのは、YouTubeのコーチング系チャンネルで聞いた話でした。その方が「スマホは寝室から出すべき」とおっしゃっていて、その理由がとても腑に落ちたのです。

人間は明日楽しいことがあると早く目が覚めてしまいますよね。子供の頃の遠足前夜や、大人でも旅行前、私の父などはゴルフがある日の朝は興奮して早起きしてしまいます。こういった体験は誰にでもあるのではないでしょうか。

スマホも実はこれと同じ効果を生み出すのだそうです。「何かあるかも」という期待感を無意識に持たせてしまうのです。「通知が来るかも」「メールが来ているかも」「YouTubeに新着動画があるかも」といった具合に、脳が無意識にスタンバイ状態になってしまうというわけです。

 

劇的に変わった睡眠の質

 

そこで私は思い切って、スマホをバスルームに置くようにしました。つまり手の届かないところに置いたのです。ベッドのそばには一切スマホを置かない生活を始めました。

この変化は本当に劇的でした。寝つきがぐっと良くなったのです。なんと夜の9時には完全に寝落ちしているような状態になりました。もちろん3時間ほど経つと一度目は覚めるのですが、それはもう気にしないことにして、そのまま自然に眠りにつけるようになったのです。

「無理に寝なければ」という強迫観念から解放されたことが、大きな変化をもたらしたのだと思います。

 

朝4時起床がもたらした新しい世界

 

さらに驚いたのは、目覚まし時計なしで朝4時前にぱっと目が覚めるようになったことです。しかも頭がとてもすっきりしていて、この時間が私にとって第1のゴールデンタイムとなりました。

誰にも邪魔されない静かな時間に、ネットショップサイトの作業や新しいツールの導入といった、集中力を要する作業を行えるようになったのです。慣れない作業や複雑な設定など、頭を使う作業は朝の時間に行うのが最も効率的だということを実感しています。

 

午後の眠気対策と第2のゴールデンタイム

 

もちろん午後になると眠くなることもあります。そんな時は10分から15分程度、目を閉じて短いお昼寝をします。これが第2のゴールデンタイムを生み出してくれるのです。

お昼寝の後は再び頭がクリアになって、朝ほどではありませんが、もうひと頑張りできる状態になります。この生活リズムが確立されてから、仕事の効率が格段に向上しました。

 

夜型から朝型への完全シフト

 

私はもともと朝型の傾向がありましたが、ここまで朝型になるとは自分でも思っていませんでした。特に最近、新しいアプリの導入などで設定項目が多い作業をする際、夜に行おうとすると全くはかどらないのに対し、朝の時間に行うと驚くほどスムーズに進むことを実感しています。

夜は何となくSNSを見たりYouTubeを見たりしがちですが、正直なところ生産性はゼロに近いものです。それならもう夜は諦めて、朝に全力投球するという切り替えをしたことで、仕事効率が大幅にアップしました。

 

睡眠習慣改善のすすめ

 

もし今、夜型生活で何となく疲れている、寝ても疲れが取れないと感じている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度騙されたと思ってスマホを寝室から追い出してみてください。

最初の2日から3日は違和感があるかもしれませんが、必ず慣れます。そして睡眠の質が確実に変わっていくことを実感できるはずです。

私の場合は夜9時就寝、朝4時起床、そして10分のお昼寝で第2のゴールデンタイムを作るという生活リズムが確立されました。この生活習慣は、ネットショップの仕事においても本当に武器になっています。

朝のクリアな頭で新しいことを学んだり、複雑な設定を行ったり、文章を作成したりすると、夜に行う場合とは比べものにならないほど効率的です。

 

まとめ

 

睡眠は私たちの生活の質を左右する重要な要素です。年齢と共に睡眠の悩みが出てくるのは自然なことですが、ちょっとした工夫で大きく改善できることもあります。

スマホを寝室から出すという簡単な変化が、これほど大きな効果をもたらすとは思っていませんでした。質の良い睡眠は、仕事の効率向上や健康維持にも直結します。

ぜひ皆さんもご自身の睡眠習慣と向き合って、より良い生活リズムを見つけてみてください。小さな変化が大きな変化につながることを、私の体験を通してお伝えできれば幸いです。

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