
ネットサービス値上げの対策
こんにちは!カスター麻理です。
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身近に迫るサブスク値上げの現実
最近、皆さんも感じませんか?普段使っているネットサービスの料金が、いつの間にか上がっているという現象を。私自身、つい先日その現実に直面して、改めてサービス選びの重要性を実感したんです。
動画編集でよく使っていたCapCutというアプリを開いたら、突然「一部の機能はProプランに移行します」という表示が。そして料金を見て驚愕しました。なんと月額19.99ドル、約20ドルという金額になっていたんです。以前の料金から大幅な値上げで、思わず何度も画面を見返してしまいました。
サブスク値上げは他人事ではない
CapCutだけではありません。オンライン講座作成サービスのTeachableや、私が長年愛用していたオールインワンプラットフォームなど、様々なサービスで値上げや制度変更が相次いでいます。
これって、日常の買い物で「ガソリンが高くなった」「野菜の値段が上がった」というのと同じように、私たちの生活インフラが静かに高くなっているということなんですよね。しかも、ネットサービスの値上げは気付きにくく、気がついた時にはもう止められない状態になっているケースが多いんです。
私の実体験:サービス移行を決断した理由
長年使っていたオンライン講座プラットフォームから、ある日突然メールが届きました。内容は「5月までに新規紹介がない場合、アフィリエイト報酬の支払いを停止する」というものでした。
そのサービスを何年も紹介し続け、実際にそこから多くの申し込みもあったのに、この一方的な通知に正直がっかりしました。そこで思い切って、別のサービスに移行することを決断したんです。
新たな選択肢:system.ioとの出会い
移行先として選んだのは、system.ioというフランス発のオールインワンサービスです。見た目は以前使っていたサービスほどスタイリッシュではありませんが、私が必要としている機能はすべて揃っています。
ブログ機能、ランディングページ作成、メール配信、ステップメール機能など、ネットショップ運営に必要な基本機能が無料で使えるんです。もちろん、いつ料金改定があるかは分かりませんが、現在の私のビジネス規模にはちょうど良いサービスだと感じています。
インフレの波は確実に押し寄せている
この値上げの背景には、確実にインフレの影響があります。私の住んでいる地域では、娘のアルバイト時給が数ヶ月前の17ドルから21ドル(約3000円)まで上がりました。ファーストフードでも15ドルを超える料金が当たり前になってきています。
つまり、人件費や物価が上がっているということは、私たちが使っているサービスの料金も上がって当然なんですよね。
ネットショップ運営者が見落としがちな固定費
ネットショップを運営している方なら、商品の仕入れ値や広告費の上昇は実感されていると思います。しかし、意外と見落とされがちなのが以下のような固定費です。
ショッピングカートシステムの月額料金、メール配信サービスのプラン料金、決済手数料(StripeやPayPalなど)、画像・動画編集ツール(CanvaやCapCutなど)の利用料金。
私はこれらを「じわじわ系固定費」と呼んでいるのですが、一つ一つは小さくても積み重なると大きなコストになります。しかも、売上が落ちた時に最も痛みを感じるのがこの固定費なんです。
サービス移行は簡単ではないが価値がある
正直に言うと、慣れ親しんだサービスから移行するのは簡単ではありません。メールテンプレートの移行、リストのインポート、新しいインターフェースへの慣れなど、様々なハードルがあります。私も現在進行形で格闘中です。
しかし、それ以上に得られる安心感があります。不要な機能にお金を払わずに済む、現在のビジネス規模に合ったツールを使える、将来成長した時にまた見直せば良いという柔軟性。これらの価値は移行の手間を上回ると感じています。
今こそインフラ見直しの絶好のチャンス
値上げの嵐が押し寄せている今だからこそ、これは見直しの絶好のチャンスでもあります。何が本当に必要で、何が不要なのか。絶対に残すべきものと、代替可能なものは何なのか。
この機会に一度、ご自身のネットショップ運営に関わるインフラの棚卸しをしてみることをお勧めします。
長期的な視点での判断が重要
何となく惰性で高いツールを使い続けていませんか?一度導入したサービスを見直すのが面倒で、そのままになっていませんか?本当は機能を使いこなせていないのに、毎月1万円近く払っているサービスはありませんか?
ネットショップを長く続けていくためには、商品開発や集客だけでなく、こうした運営基盤の見直しも重要な要素なんです。
実践的なアドバイス
サービス移行を検討する際のポイントをお伝えします。まず、現在使っている機能を正確に把握すること。全機能のうち実際に使っているのは何割なのかを確認してください。
次に、代替サービスの機能と料金を比較検討すること。見た目の美しさよりも、必要な機能がきちんと揃っているかを重視してください。
そして、移行作業の手間と継続的なコスト削減効果を天秤にかけること。短期的には面倒でも、長期的には大きな節約につながる可能性があります。
これからの取り組み
私自身のサービス移行体験については、今後このブログでも詳しく紹介していく予定です。具体的な手順、実際に使ってみた感想、移行時に注意すべきポイントなど、リアルな情報をお伝えしていきますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
今回は、身近なサービス値上げから始まったインフラ見直しの重要性についてお話ししました。変化の激しい時代だからこそ、柔軟な対応力が求められているのかもしれませんね。