
メール見ない世代にLINEで売上アップ
こんにちは!カスター麻理です。
今回は、私がついに本格導入を決めたLINEアプリについてお話ししたいと思います。これは「インフラを整えるシリーズ」の第2弾として、多くのネットショップ運営者が直面している「メールが届かない・読まれない」という課題を解決する方法をご紹介します。
なぜ今、LINEなのか?メール離れの現実
日本でLINEを使っていない人は、もはや珍しい存在ですよね。一方で、メールとなると話は別です。特に20代後半から30代前半のお客様の中には、そもそもメルマガを見ない方や、Gmailのプロモーションタブに埋もれてしまって気づかない方が本当に多いのです。
私が運営するショップの実際のデータを見ると、最もコンバージョン率が高いのが25歳から34歳の層なのですが、この層の多くがメールをほとんど見ません。それにも関わらず、ポイント制度には反応してくれたり、LINEの通知にはすぐに反応してくれるのです。
実際にお客様にアンケートを取ったところ、「LINEでお知らせが来たら見ますか?」という質問に対して、「メールよりLINEの方が助かる」という声が多数寄せられました。これこそが、私がLINE導入を決めた最大の理由です。
スマホ世代の生活動線にあるLINE
現代のスマホ世代にとって、LINEは生活の一部です。朝起きてから夜寝るまで、何度もLINEをチェックするのが当たり前の行動パターンになっています。このような生活動線の中に自然に入り込めるのが、LINEの最大の強みです。
メールの場合、わざわざメールアプリを開いて、受信箱を確認して、プロモーションメールを探す必要があります。しかし、LINEなら通知が届いた瞬間に気づいてもらえ、そのまま自然な流れで内容を確認してもらうことができます。
見逃していたお客様層にアプローチ
LINEを導入することで、これまで見逃していたお客様層にしっかりとアプローチできるようになります。具体的には以下のような方々です。
お気に入り登録してくれたのに、結局購入せずに離脱してしまったお客様、いわゆる「見込み客」の方々。再入荷を待っていたのに、メールでの通知を見逃してしまった方。そして、メルマガは読まないけれど、LINEなら反応してくれる人たち。
こうした方々に自然な形でリマインドできるのが、LINEの大きな魅力です。押し付けがましくなく、日常的なコミュニケーションツールを通じて、必要な情報をお届けできます。
CRM Plus OnlineのLINEアプリでできること
今回私が導入したのは「CRM Plus Online」というLINEアプリです。このアプリの代表的な機能を4つご紹介します。
まず1つ目は、カートに商品を入れたまま購入せずに離脱してしまったお客様に、自動でメッセージを送れることです。いわゆる「カゴ落ち」対策ですね。手動で一人ひとりにメッセージを送るのは現実的ではありませんが、自動化することで効率的にフォローできます。
2つ目は、再入荷したタイミングでお知らせを届けられることです。人気商品が売り切れた際に「再入荷したら教えて」と言ってくださるお客様は多いのですが、メールだと見逃されがちです。LINEなら確実に気づいてもらえます。
3つ目は、購入後のフォローやレビュー依頼もLINE経由で行えることです。商品到着後の満足度確認や、次回購入への誘導なども自然な流れで行えるでしょう。
4つ目は、感謝のメッセージや限定クーポンの配布です。お客様との関係性を深めるためのコミュニケーションツールとしても活用できます。
自動化がもたらす効率性
これらの機能で特に魅力的なのは、一度設定すれば自動で動くということです。毎回手作業でメッセージを送る必要がないため、時間的コストを大幅に削減できます。
ネットショップを運営していると、商品管理、在庫管理、発送作業など、やるべきことが山積みです。その中で、お客様一人ひとりに個別のフォローメッセージを送るのは現実的ではありません。しかし、自動化することで、お客様への配慮を怠ることなく、効率的な運営が可能になります。
導入時のサポート体制
LINEアプリの導入に不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私が驚いたのは、導入した途端に開発元のチームから「初期設定はお任せください」という自動メールが届いたことです。
つまり、設定が不安な方でも、サポート付きで始められるのがこのアプリの大きな安心ポイントです。技術的な知識がなくても、専門チームがサポートしてくれるので、導入へのハードルが低いのは大きなメリットです。
お客様との距離を縮める新しい手段
LINEを使うことで、お客様との距離感も変わってきます。メールだとどうしてもビジネスライクな印象を与えがちですが、LINEなら普段の友人や家族とのやり取りと同じ感覚で受け取ってもらえます。
この親近感は、お客様との関係性構築において非常に重要です。単なる販売者と購入者の関係から、もう少し親しみやすい関係へと発展させることができるでしょう。
インフラを整えることの重要性
「インフラを整える」というと難しく感じるかもしれませんが、最も大切なのはお客様に情報を届ける手段を増やすことです。メール一本だけに頼っていると、メールを見ない層のお客様を逃してしまいます。
LINE導入は、そのリスクを回避するための第一歩です。複数のチャネルを持つことで、より多くのお客様にリーチでき、売上機会の損失を防ぐことができます。
今後の展望と期待
私もまだ導入したばかりで、設定はこれからという段階ですが、実際に配信をスタートしたら、様々なことがわかってくると思います。開封率、クリック率、コンバージョン率などのデータを見ながら、どのような内容が効果的なのか、どのタイミングで送るのがベストなのかを検証していく予定です。
その結果や設定のコツなども、今後このブログでシェアしていきたいと思っています。同じような課題を抱えている皆様の参考になれば幸いです。
まとめ:お客様に届く手段を増やそう
メールを見ない時代に入り、特にスマホ世代の若いお客様層にアプローチするためには、新しい手段が必要です。LINEはまさにその解決策の一つです。
自動化機能により効率的な運営が可能で、サポート体制も充実しているため、導入へのハードルも高くありません。お客様との距離を縮め、売上機会を逃さないためにも、LINE活用を検討してみてはいかがでしょうか。
これからネットショップを始めたいと考えている方、すでに運営しているけれど新しい顧客接点を探している方にとって、LINEは強力な武器になる可能性を秘めています。
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