ポイントアプリ導入で売上アップ!お客様への伝え方で差がつく方法

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こんにちは!カスター麻理です。

 

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ポイントアプリを導入しても、誰も使ってくれない現実

 

先日、私が運営するShopifyサイトに「Gameball(ゲームボール)」というポイントアプリを導入しました。設定が一通り終わったとき、ふと「これ、どうやってお客様に伝えよう?」と思ったんです。そこで改めて実感したのが、アプリを導入することがゴールではないということでした。

 

これは、ネットショップを作るときと同じです。ショップサイトができあがったら、そこからがスタート。アプリも全く同じなんですね。導入後にどうやってお客様に知ってもらい、理解していただき、実際に使っていただくか。この流れまでやって、ようやくアプリが活きてくるわけです。

 

ポイントアプリ選びから始まった試行錯誤

 

実は今回のGameball導入に至るまでには、かなりの試行錯誤がありました。複数のポイントアプリを検討し、実際に試してみて分かった落とし穴もたくさんありました。

 

そんな経験を踏まえて、ポイントアプリ選びで失敗しないためのポイントや、実際に使ってみて感じたリアルな感想を以前のブログでまとめています。

 

関連記事:

 

楽天に負けない!Shopifyサイトにポイント還元システムを取り入れてみた」 

 

ポイントアプリ2社を徹底比較!導入前に見えた落とし穴」 

 

特に、ポイントアプリを選ぶ際の注意点や、海外製アプリの使い勝手について詳しく書いていますので、これからポイントシステムの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

さて、そんな検討を重ねた結果、最終的にGameballに決定し、導入後に私が実際に行った方法は、大きく分けて3つのステップがありました。

 

お客様に使ってもらうための3つのステップ

 

ステップ1:ポイントのご案内ページを作る

 

まず最初に取り組んだのが、ポイントシステムについて詳しく説明するページの作成です。これが実は一番時間がかかる作業でした。

 

ただし、今回はAIツール「Gamma(ガンマ)」を使ったことで、いつもより大幅に時短できました。このツールの素晴らしいところは、デザインセンスの良さです。最初に提案してくれるレイアウトや画像が、とても綺麗で見やすいんです。画像のイメージが少し違うと感じても、プロンプトを調整すれば簡単に修正できます。「AIってここまで来たのか」と本当に驚きました。

 

ちなみに、このGammaの使い方については、ウミノさんというAI系の情報発信をされている方の講座がとても参考になりました。私は彼女のUdemy講座を複数購入していて、そのうちの一つがこのGamma講座だったのですが、とても分かりやすく解説されていました。

 

ウミノさんのGamma講座(現在無料公開中) 

 

こちら、今なら無料で受講できるようです。Gammaを使ったプレゼンテーション作成やデザインのコツが詳しく学べるので、これからAIツールを活用したい方にはとてもおすすめです。

 

Gammaでスライドを作成した後、プレゼンテーションモードにして1枚ずつスクリーンショットを撮影。画像として保存してから、「Gempages」というランディングページ作成アプリに画像を差し込みました。少し手間はかかりましたが、見栄えはばっちりで、何よりコストがゼロで済んだのが良かったです。

 

ステップ2:ご案内ページの解説動画を作る

 

次に取り組んだのが、作成したご案内ページの解説動画です。ここで活かされたのが、Udemy講師としての私の経験でした。まさかこんなところで役立つとは思いませんでした。

 

編集にはいつも使っている「Camtasia(カムタジア)」を使用。どこを強調するか、どんな順番で見せれば視聴者が飽きずに最後まで見てくれるかなど、様々な工夫を凝らしました。テンポよくズームやパンを入れて、サクサクと編集することができました。日頃からUdemy講座を作っていたおかげで、こういうときに大きな時短になったと感じています。

 

ステップ3:アプリの使い方ガイド動画を作る

 

最後に作成したのが、Gameballの具体的な使い方を説明するガイド動画です。iPhoneの画面収録機能を使って、実際の操作を行いながら説明しました。

 

なぜiPhoneにしたかというと、当店のお客様の8割以上がスマートフォンでサイトを見ているからです。パソコンよりもスマホが主流のお客様には、やはりスマホ画面での説明が一番伝わりやすいと考えました。

 

逆に、パソコンで見ているお客様が多いお店の場合は、パソコン画面でのガイドが良いでしょう。ショップの管理画面やGoogleアナリティクスで、お客様がどのデバイスを使用しているかを確認できるので、まずは自分のお店のデータを見てみることをおすすめします。

 

動画を見てもらうための工夫

 

せっかく動画を作っても、見てもらえなければ意味がありません。そこで、ポイントのご案内ページにYouTube動画を埋め込み、さらにサイトのトップページの目立つところにも動画を表示させています。

 

しばらくはトップページに置いて、たくさんの方の目に触れるようにした方が良いと思います。「ポイントってこうやって使うんですよ」ということをしっかり伝えることが重要だからです。

 

3つのステップが揃って初めて完成

 

このように、ご案内ページを作り、解説動画を付け、使い方ガイドを用意して、初めて「アプリを活用できている」と実感できました。この3つが全部揃って初めて、お客様にちゃんと伝わるのではないかと思います。

 

アプリを入れて終わりではなく、お客様が迷わず使えるようにチュートリアルのような仕組みを作ることが大切です。もちろん、これからキャンペーンを打ったり改善したりといった作業は続きますが、今回のページ作成と解説、使い方ガイドのステップを終えたことで、一つ大きな山を越えたような気がしています。

 

ネットショップ運営は「作って終わり」ではない

 

今回のポイントアプリ導入を通じて改めて感じたのは、ネットショップ運営において「作って終わり」「設定して終わり」という考え方では成功できないということです。

 

どんなに良い機能やサービスを導入しても、お客様に知ってもらい、理解してもらい、使ってもらうまでが一連の流れです。特に、お客様の立場に立って考えることが重要で、「どうすれば迷わずに使えるか」「どうすれば分かりやすく伝えられるか」を常に意識する必要があります。

 

また、今回の経験で学んだのは、AIツールの活用によって作業効率が大幅に改善されるということです。Gammaのようなデザインツールを使うことで、従来なら何日もかかっていた作業が数時間で完了しました。これからネットショップを始める方は、こうした新しいツールも積極的に活用していくことをおすすめします。

 

お客様との距離を縮める仕組みづくり

 

ポイントシステムは単なる割引制度ではありません。お客様との長期的な関係を築き、リピート購入を促進する重要な仕組みです。しかし、その効果を最大化するためには、お客様が「使いたい」「使いやすい」と感じる環境を整えることが不可欠です。

 

今回ご紹介した3つのステップは、どのようなネットショップでも応用できる方法だと思います。特に、動画を使った説明は、文字だけでは伝わりにくい操作方法を直感的に理解してもらえるため、非常に効果的です。

 

お客様の8割がスマートフォンを使用している当店の例のように、まずは自分のお店のお客様がどのようなデバイスを使っているかを把握することから始めてみてください。そして、そのデバイスに合わせた説明方法を選択することが成功の鍵となります。

 

まとめ:土台作りが成功の第一歩

 

Gameballというポイントアプリの導入を通じて、ようやく土台ができたと感じています。アプリやシステムを導入する際は、設定完了が終わりではなく、むしろそこからが本当のスタートです。

 

お客様に価値を感じてもらえる仕組みを作るためには、相手の立場に立った丁寧な説明と、使いやすい環境づくりが欠かせません。時間と手間はかかりますが、この基礎をしっかり作ることで、長期的な成果につながっていくはずです。

 

これからネットショップを始める方、すでに運営されている方も、新しい機能やサービスを導入する際は、「お客様が迷わず使える状態」まで作り上げることを意識してみてください。その積み重ねが、お客様との信頼関係を深め、ビジネスの成長につながっていくと確信しています。

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